今日は久しぶりの気持ちの記事です。
どうも、コロです。
先日仕事でちょっといいことがありました。
ある利用者さん、仮にAさんとします。
この方は足の痛みが強く、もう私は何もできなくなったと落ち込んでいました。
デイサービスに初めて来るときも表情は暗く、痛みが続くことに落ち込んでいる様子が見てとれました。
そんなAさんが少しずつ表情が明るくなり。
目標としていた買い物に行くことができたんです。
Aさんとの日々で感じた新たな気持ち
目標について
デイサービスというか、介護サービスでは利用される方に対して、その方に応じた計画を立てて利用していただいています。
何に困っているのか。
何を目標とするか。
どうしたいか。
身体状況や生活の様子、家庭環境、周りの状況などなど等々
色々なことを勘案して、その方がここでどのような目標をもって、何を達成していきたいか。
それを考えたうえで利用していただきます。
利用を開始してからも、その目標が達成できているか
進行しているかどうか検討をし、難しい場合は再設定したりと検討を重ね続けていきます。
Aさんの目標と変化
初めの1年間は、ただただその日の生活にも困っていました。
痛みからほぼうつ状態・・・になっていたのです。私はもうダメ、こんなに苦しいならこのまま生活しても仕方がない。
そこからまずはなぜか痛みが消えていきました。
これはAさんにとってもですが、私たちにとっても幸運でした。まずは痛みとどう付き合わなければいけないのかと悩んでいましたから。
そこから少しずつ歩行の機能を取り戻していきました。
Aさんは頑張りました。
ここまで変わるのかとビックリしたのを覚えています。
表情も明るく、少しずつできることが増えていく毎日に嬉しさというよりは安心したような表情でした。
そしてその年の七夕の短冊には「自分で歩いて買い物に行けるようになりたい」と書いてありました。
初めの年は「痛みがどうか消えますように」
次の年は「外に出てみたい」
そして「自分で歩いて買い物に行けるようになりたい」
これだけ見ても変化が見てとれます。人が明るくなる様子は見ていても嬉しかった。
目標の達成
そして先日、遂にAさんは買い物に行くことができました。家族がそっと見守って実現をしました!!!
毎回毎回、あまり無理しないでねってこちらが気を付けるくらい頑張ってくれていました。
落ち込んであんなに暗い表情をしていた人とは思えないくらい。
嬉しかった・・・
まとめと気持ち
目標って・・・
今までこうやって利用者さんの為にあるものだと思っていました。
利用者さんがどう良くなって、私たちはただ達成の手伝いをしているんだと。
でも今回思ったことがあります。
利用者さんの目標はきっと私たちのためにもなっているんだ。
私はこの仕事をしていて、いつも悩んでいます。
どうしたらこの人の悩みが解決するだろう。できるようになるだろう。
その中で打ちひしがれ、罵倒され、悔しい思いもたくさん。
でも今回のように、やった!できた!!って瞬間の喜びはやっぱり何物にも代えられない。
こうやって目標があるから。頑張ることがあるから仕事ってやっていけるのかな。
やっぱり目指すところと、ある程度のゴールがあるからこそ、進んでいけるんだなと実感しました。
小さな目標はそういったこと。
あと、私の大きな目標は何だろうな。