介護サービスの料金って難しいですよね。
使い始めるまでは馴染みがないものかと思います。
どうも、コロです。
デイサービスを利用してみようかと思っても、どれくらいかかるんだろう・・・
と中々一歩踏み出せない方もいらっしゃるかと思います。
種類も値段も色々なんですが、一例や考え方を紹介していきたいと思います。
デイサービスの利用にはどれだけお金がかかる?利用料金の一例
デイサービス料金の考え方
利用料金に関しては、デイサービスの種類、地域、規模、時間、介護度によって変わってきます。
介護保険サービスの分は負担割合分。
食費や行事費など実費分。これを合わせた料金になります。
私のところの事業所を一例に今回は説明していきますね。
あなた(ご家族)の要介護度、負担割合はなんですか
まずは利用しようと思っている方の要介護度を確認してください。
要支援1,2、要介護1~5まであり、どこかに認定をされているかと思います。デイサービスは介護保険のサービスになるので、まずはこれが必要ですね。
負担割合については昔は1割負担だけでしたが、今は収入などに応じて3割負担まで設定されています。
要支援の場合と要介護の場合は料金の仕組みがガラッと変わってきます。
要支援、事業対象者の場合
料金については、月極めの考えになります。まずはこの表をご覧ください。
介護保険の介護報酬は単位数であらわされます。
①は要支援1,2の場合のそれぞれの単位数ですね。これに地域によって定められている地域区分によって割合は変わってきます。一番高いのは1級地の東京23区。上乗せは20%です。うちの事業所の地域は上乗せなしなのでそのまま10をかけた分が介護保険料になります。
③1割負担の場合は9割は介護保険から給付されますので、残り1割が自己負担額になります。
要支援の場合は月での定額になりますので、月に何回利用しても基本料金は表の通りになります。
事業所によってとっている加算に違いはありますが、それぞれの加算も同じような考え方です。
これに食費が600円×利用回数分と考えて・・・
要支援1(週1回程度利用):4440円
要支援2(週2回程度利用):8618円
このくらいが目安の利用料金になります。
要介護の場合
要介護の場合は利用回数によって値段は変わってきます。
デイサービスの種類や利用の種類によって、この基本報酬の部分に変わりが出てきます。
大規模、通常規模、地域密着型などなど規模によって単価が変わります。
大規模のほうが単価は少し少なめに設定されていますね。
利用時間によっても変わります。今は2時間以降で1時間ごとに単価が設定されています。
1割負担、7~8時間利用、週2回利用で計算してみると・・・
要介護1の場合:1回の利用で1453円 月にすると11624円程度
要介護2の場合:1回の利用で1586円 月にすると12688円程度
要介護3の場合:1回の利用で1724円 月にすると13792円程度
要介護4の場合:1回の利用で1862円 月にすると14896円程度
要介護5の場合:1回の利用で1999円 月にすると15992円程度
気を付けておきたいこと
介護保険のサービスを利用するにあたって、気を付けておいてほしいのが介護度によって定めされている限度額があるということです。超えないように調整はしてくださるとは思いますが、やむを得ない理由で超えてしまうこともあるかと思います。超えた分は介護保険からの給付分からは外れてしまうので、10割自己負担となってしまいます。ここは料金について気を付けておきたいところですね。
まとめ
介護保険って上手く使えばとてもお得なサービスだと思います。これだけのサービスを1割負担分で利用できるのはとても便利なものだと思います。ぜひ活用してみてくださいね。
デイサービスの利用料金。うちの事業所の場合の目安は・・・
要支援1(週1回程度利用):4440円程度
要支援2(週2回程度利用):8618円程度
要介護1の場合:1回の利用で1453円 月にすると11624円程度
要介護2の場合:1回の利用で1586円 月にすると12688円程度
要介護3の場合:1回の利用で1724円 月にすると13792円程度
要介護4の場合:1回の利用で1862円 月にすると14896円程度
要介護5の場合:1回の利用で1999円 月にすると15992円程度
あくまで参考に・・・