コロナの記録

「コロナの記録 Vol.4」デイサービスの現状はこんな感じ・・・

今日もマスクを付けて、消毒や掃除をしまくり、皆の体調に気をつかう。
周りの状況把握につとめ、一日が終わったと無事に送り届ける。さすがに終わりが見えないと疲れてきた。

どうも、コロです。
コロナはまだまだ落ち着きそうにありませんね😅
恐れすぎることはないのかもしれませんが、仕事がらだったり、リスクを天秤にかけるとどうしてもシビアに考えてしまいます。今回は現在の介護現場での状況や対応などを記事にしてみました。

「コロナショック続編」デイサービスの現状はこんな感じ・・・

介護現場とコロナ

まずはじめに・・・地域や感染状況によって大きく状況は違うと思いますので、ご理解くださいね。
私のところは県としては感染は広がっていますが、地域としては大きく広がっているわけではありません。それでも少しずつ出てきていますので心配は尽きません。

現状

介護現場にもいわゆるクラスターの知らせはよく出てきていますね。
私が昔勤めていた職場でもクラスターが発生したとのこと。なんだか他人事とは思えません。

介護現場はどうしてもリスクがたくさん

詳しくはこの記事で書いています。

「コロナの記録 Vol.2」コロナは正直恐怖だった・・・デイサービスへの影響はどんなもの?今回のコロナ騒動で、デイサービス管理者として怖かったこと、デイサービスへの影響など記事にしました。今後同じようなことが起こったときの為に記録に残して再検討してみたいと思います。...

デイサービスではどうしても密接となることが多くなってしまうんです。
送迎車もそうですし、日中過ごす場所も広さは限られています。
利用者の方の行動をちゃんと管理するということも難しいですし、一度広がりだしたら難しい面があるかと思います。

デイサービスの現在の対策

初期の対応は

分からない中でもどうしたら守っていけるのか、必死に考えながら対応をしていきました。

以前の記事に書いています。

「コロナの記録 Vol.1」デイサービスでの感染予防に気を付けたこと。今回の新型コロナウイルスではデイサービスにも大きな影響が出ました。今後に活用するためにも、きちんと記録に残して、再検討、参考にしていきたいと思っています。...

現在の対応は

あまり変わりはないですけど、出来ることはとにかくやっています。病院の方からもアドバイスをもらうこともあるのですが、言うなら神経質なくらいでもいいかもしれませんね。

・換気は常時
・消毒は徹底
・マスクは送迎車内で
・アクリル板設置
・体調管理は厳格に
・面会や交流の制限

換気は直接、間接的にでも常時おこなうように。
換気が重要とのこと。空気の流れを作っておく必要があるみたいですね。換気扇もそうですが、窓や入口など普段以上の換気を行っています。この時期なので、「寒い!!」と不満は出るのですが、暖房も駆使して、説明をして納得していただいています。はじめのうちはやっぱり私たちも寒かったけど、最近は慣れてきました😅

消毒は徹底
手指の消毒もなんですが、居室や床、物品の消毒なども徹底。
正直、大変・・・です。時間もかかるのですが、ここはちゃんとしておこうかと職員皆で共有して努力しています。
特に床や靴、このあたりからの感染拡大は多いみたいなので気を付けておきたいと思います。

マスクは送迎車内でお願いしています。
感染予防としてはずっとしてもらえるに越したことはないのでしょうけど、利用者の方に対しては難しい部分が正直あります。できないことはないんでしょうけど😅うちのデイサービスでは送迎車内では着用するようにお願いしています。

アクリル板も設置してみた
まさかデイサービスの机がこんな感じになるとは思ってもみなかったけど。
個別机・・・というわけにはいかないので、少しでも予防できるようにアクリル板を設置。
もっと嫌がられるかなあと思っていたけど、意外と皆受け入れてくれる。

体調管理は厳格に
ここは申し訳ない部分もあるんですけど、体調がすぐれない場合は普段より厳しめに利用休止の判断をさせてもらっています。特に冬場はインフルエンザの流行もありますし、気を付ける必要があります。

面会や交流の制限
通所施設なので、施設ほど厳格ではありませんがある程度の制限は設けるようにしています。実はここが皆の一番大変なところかもしれませんね。家族の方からも病院や特養での面会制限につらい思いをする様子をよく耳にします。どちらの気持ちもわかるから、苦しいわ。

現在の困りごと

・物品不足や高騰
・行事やイベントの中止
・続く緊張感

まだ続く物品不足や高騰
マスクや消毒薬は落ち着いてきましたね。以前くらいとは言えませんがそれほど高くなく購入できる場面も出てきました。消毒薬に関しては県のほうから支給も定期的にあるので助かっています。

意外と足りないのが使い捨ての手袋。
出てきてはいるのですが、原料の高騰でしょうか・・・以前のような値段で手に入れることはできなくなってしまいました。

様々な行事やイベントの中止
今年もお花見やいくつものドライブを中止しました。
地域の行事もほとんど中止になりました。秋祭りの見学もできず。全国的なイベントも中止に。
どちらも利用者さん自身の参加やデイサービスで見学するのも楽しみにしていました。
ボランティアさんの慰問も中止に。

こうやって今まで当たり前にできていたことができなくなって、より何をしてあげれるか考える必要がありました。

続く緊張感
感染が出たらどうしよう。
自分が感染したら。
咳ひとつ、発熱、体調不良・・・今までにない緊張感が続いています。
甘いことをってなるかもしれないけど、さすがにやっぱりちょっと疲れた😅

コロナへの今の気持ちは

デイサービスの使命感

介護現場はそこまで「治療」の最前線ってわけではないから、医療従事者の方々と比べてしまうとリスクも少ないでしょうし、ストレスも少ないかもしれません。
 
でも「利用者やその家族の生活を維持する」サービスとして認めてくれています。大げさかもしれませんが、それについては本当に介護は必要なものだと思っています。

 
”なかったらなかったで大丈夫でしょ”

”1か月くらい外に出なくたって大丈夫”

そう思われるかもしれないのですが、たった数日、たった数週間で手が施せなくなることも、悪循環に飲み込まれてしまうことも経験してきたから・・・この悔しさって忘れられないんですよ。

 
手を離したくないんですよね・・・これからも

とてもおせっかいなのかもしれないのですが、心配で仕方がないんです。

デイサービスでしかできないこともあるんです。

病院とも違う、自宅とも違う。だから介護施設があるんだと思う。 

職員の皆にはとても不安や怖さを与えることになってしまって本当に申し訳ない。

それは本当に申し訳ない。

自粛について

実際に自粛されている利用者の方も出ています。うちとしては、基本的にサービスは続けており、対応はここまでさせてもらいますと説明の上、不安があれば休んでいただけるようにはしています。実際どれだけしていても外に出るのは少ないに越したことはないっていうのは本音。家で家族が見れて、交流もして行けるならそれのほうがいいとは思います。

もし発生してしまったら

もし利用者さんや職員に感染がでてしまったら・・・
拡大していくと営業は停止になってしまうかな。
利用者さんや職員には検査をしていただく必要が出てくるでしょう。

コロナ出たんだってといわゆる風評被害もどうしても出てしまうだろうな。

体調が悪化して亡くなってしまう方が出てしまうかもしれない。

そして営業停止からの収入ゼロ、利用者の減少は本当に会社にとっては終わりとなってしまうかもしれない。

そう考えると本当にどうしてもかかるわけにはいかないと思ってしまいますよね。
影響が大きすぎる。これが一番疲れるところ。

まとめ

いっぱい辛い気持ちを聞きます。
いっぱい大変なことを聞きます。

それでも利用者さんはデイサービスにいるときは笑ってくれる。
楽しかったと帰ってくれる。
意味はあるんだな。明日も頑張れる。

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ABOUT ME
コロ
1985年生まれ。ひょんなことから「介護」というものに関わるようになり、その大変さと同時に魅力にもはまっていきました。意を決して、独立に関わり現在デイサービスの管理者をしながら、介護の情報や自身の好きなモノを発信しています。 >>詳しくはこちら<<