早いものでもう12月。
デイサービスもコロナやインフルエンザなどなど気を付けること続きで気持ちも大変。
どうも、コロです。
私はデイサービスの管理者をしているのですが、年末や年度末のこういった機会に振り返ってみると反省することがたくさん出てきます😅
大概反省することが多いけど、どこか褒めてあげるようにはしています。
そこで出てきた昨年度の一番の反省点は事業所としての介護の考え方でした。
そこから年末まで意識して頑張ってきましたが、中々難しいものですね。来年もこの気持ちをもってやっていきたいと思っています。
目は離さずに、手を放そう
手を出すことはいけないの?
基本介護は支援になりますので、できるように手伝っていきます。
どこを目指すかによりますが、よく言われるのが手の貸しすぎはダメですよってお話。
何でも手を貸していると自分でしなくなったり、自分でできていた力を失ってしまうこともあります。
自分で靴下を履ける、もうちょっとで履けるってときに職員が手を出してぱっと履かせてしまうとその機会を奪ってしまい、それを繰り返すと次からは下手するとやってくださいなって利用者の方は思うかもしれません。
私の考え方
さて、私はこういう風に考えるようにしています。
「最優先は何だろう」
利用者さんに対して、何を最優先に考えているのってその場その場で考えます。
例えば・・・
家にこもりっきりで、デイサービスを利用して家から出る機会を作りたい人が準備に困っていたら私はきっとすぐに手伝います。その人にとって必要なのはしっかり靴が履ける、荷物がきちんと準備できるってことよりも、安心して外に出ていけるってことだと思うから。
コロのデイサービスの現状は
スタッフのみんなもとても頑張ってくれていて、幸いなことに評判も良く運営もできています。
しかし・・・
困ったことに・・・
言葉は悪いかもしれませんがちょっと勘違いをした利用者の方が増えてくるようになりました。
お金を払っているんだから、お客様なんだから「してもらったらいいんや」
利用者さん同士でこんな話をしているのを聞いたときはさすがにちょっとショックでしたね。
まあわかりますよ。そんな気持ちももちろんあるでしょうね。でもやっぱりショックだった😅
私の性格もあるのでしょうが、うちのスタッフは結構気を使いやすいというか、必要以上に手をかけてしまうところがあります。私にはそれも良さと思えるのですが、ちょっと考える必要もあるのかもしれません。
何を求めているのか、何をしてあげるのが正解なのか。
人と人の話だからとっても難しい話なのですが、管理者になってしまったからには、ちゃんと伝えてあげなくてはいけません。
これは永遠の課題かもしれませんね。がんばろ。
目を離さずに手を放そう
子育ての標語みたいです。
でも実際思うと高齢者介護も子育ても似ているところが多いんですよねぇ。
私これ・・・なかなかうまくできないんです。
子供の行動を見ていたら心配で心配で。ついつい先回りして危険を取り除いちゃう。これをやりたかったんでしょって子供の気持ちを先回りしちゃうんです。本当はもっと違う思いがあるかもしれないのにね。
難しいばっかり言ってるけど、本当に難しいわ😅
まとめ
高齢者介護はどこか子育てとも似ている。
そう、目を離しちゃいけないんです。特に高齢者は周りに危険はたくさんです。
一度の転倒が命取りになることもありますから。しっかり目を離さずに少しずつ、少しずつしっかりと手を放していこうと思います。