ラジオでニュースを聞いていると、介護職への危険手当を補助する方針が決まったとのこと。
それは良いことだけど、実際はどうなんでしょう。
どうも、コロです。
実際、「支給決定」の言葉によしと思っても、実が伴ってなければ何の意味もありません。
ちょっと今わかっている情報を調べてみました。
危険手当支給決定したけど、実際はどうなんだ
概要
政府は今年度の補正予算案で介護現場への支援策、サービス継続支援事業の要綱を発表しました。
国と地方の総事業費は103億円。このうち3分の2を国が、3分の1を都道府県が負担します。
実施主体は都道府県、指定都市、中核市つまり地方自治体になります。
対象の事業所に対して、職員への危険手当等の賃上げ、各種必要な設備の設置、衛生用品の購入など、追加で生じる必要経費について補助が行われます。
対象施設はどうなる??
こういった役所からの通知を見ていると言葉がかたすぎて読みづらいんです😢
今回はそのままじゃなくて、少しくだいて記載していきますね。
これらの事業所に対して、必要な介護サービスを提供するのに必要な経費について支援を行うとなっています。
必要な経費って
●消毒、清掃の費用
●マスク、手袋、体温計等の衛生用品の購入費用
●人員確保のための費用(手当、賃上げ、紹介料等)
●連携先への引継ぎで生じる、介護報酬として評価されない費用
●送迎を少人数で実施するために追加で必要な車のリースや購入費用
●通所していない利用者宅を訪問するために必要な車や自転車の購入、リース費用
●ICTを活用し安否確認を行うための利用者用タブレットのリース費用
●サービス提供場所の賃料、物品の使用料等
●職員の交通費、利用者の送迎に係る費用
●訪問サービス実施に伴う人員確保のための割り増し賃金や手当
●訪問介護事業所の訪問介護員による同行指導への謝金
●訪問サービス実施に必要な車や自転車の購入、リース費用等
●訪問サービスの実施に伴う損害賠償保険の加入費用
●マスク、手袋、体温計等の衛生用品の購入費用
他事業所との連携支援事業
令和2年1月15日以降に、
休業要請、感染者の発生した事業所に加えて、自主的に休業した介護サービス事業所の利用者の積極的な受け入れや応援職員の派遣を行うなどの連携を行った事業所に対して、必要となる系について支援を行う。
管理者として思うこと
もちろんとても助かるものだと思います・・・
実際に休業や受け入れなど行っていた場合はね。
必要なことですからすべてを否定はしませんが、何だかなぁというのが正直なところ。
まあ何もかも補助というわけにはいきませんからね、仕方のないことかもしれませんがもうちょっとどうにかならないかとは思います。
介護現場はまさに3密
そうなんです。よく言われています3密。
考えてみると、介護現場は通所においても訪問においても、施設においても。
どうしても3密になってしまいがちなんです。
とてもリスクとしては大きなものになってしまうんです。
デイサービスで考えてみると・・・
利用者の方が自宅から施設へ来ることになります。外部からこれだけの人を毎日受け入れるわけです。それに基本的にはプレイルームというんでしょうか、部屋でみんなが過ごすことになります。入浴も狭い空間に一緒に居ることになります。送迎の車の中はどうでしょう。
実際、デイサービスについては緊急事態宣言下でも必要なサービスとして継続要請が出されていました。
最前線の病院とか程ではないかもしれませんが、このリスクについても考えてもらえると、モチベーションになるのになぁと思いました。
もちろん営業面のことも考えますが、介護職にも使命感というものはあります。少しの間でも利用が無くなればどういったことが起こるのかは容易に想像がつくから。だから可能な限りは応えてあげたいと思うんです。
とにかくできることを頑張りましょうか。
まとめ
上限額はニュースでは言ってたんですけどね。
ちょっと調べてもわからなかった😅また分かったら追記しておきます。
介護職員に危険手当など補助
・対象は休業要請されていたり、濃厚接触者の方がいたりなどまだまだ限定的
・補助の内容は中々しっかりと補完されているみたい
・まだまだ広がると嬉しいんだけれど・・・😅