介護のおはなし

「介護士もプロの自覚を持つべきだ」いつか世間的にも専門職と認められたい。

この仕事を始めて、10年くらいになる。まだまだ若造だ😅
独立してからは6年か。よく頑張ってきたとは・・・思う。まだまだやることややりたいことは多いのだが、こうやって生活をできているのだから良かった💦

どうも、コロです。
今回は私の介護生活での目標というか、目指しているところ常に頭においていることをまとめてみました。
最近ね・・・落ち込むことが多いんですよ、なかなか実現できなくてね😢

「介護士もプロの自覚を持つべきだ」いつか世間的にも専門職と認められたい。



研修に行く機会は結構あるのだが、そこで頭に心に残っていることがある。

介護士もプロの自覚を持つべきだ。

周りの皆は気にもしていない様子であったが、何だか心に残ってしまった。今まではそんなに考えたことはなかった。

ある医師が行っていたのだが
看護師も今ではここまで専門職として地位が確立されているが、昔からそうではなかったと。
先人たちがプライドを持ち、闘い続けて今の立場を作ってきたと。

残念ながら、私自身もそんな面はあるかもしれないが、介護職ってまだまだプロ意識は低い場面が多いと思っている。世間的にも。

こういうと語弊はあるかもしれないが、まだまだ「誰でもできる仕事」なのだ。



誰でもできる仕事という今の現実

私も自宅でのケア経験はあるが、多くの方が自宅で誰かの介護をするということが今後増えてくると思う。なので世間一般においても介護は特別なことではないし、介護の仕事っていうのは専門的なものではないって認識がまだまだ多いのではないでしょうか。

実際はどうかというと、やっていることは同じようかもしれないが、私は違うものだと思っている。
様々なことを考え、検討し、改善し、どうすればいいのか進んでいる。仕事としてお金をもらってやっている以上「ただこなせばいい」ではない。それがプロなのだと思っている。

なのである意味では仕事ではなく自宅で介護を行っている方のほうが私は何倍もすごいと思っている。
私も利用者の家族の方の中には、「この人は覚悟を決めている」と思うことが何度かあった。そういう人はやっぱり違う。

私の実感ではあり、私自身もえらそうなことは言えないのだが、この「プロの」介護士
というのがまだまだ少ないのが現状だ。これでは前述のように誰でもできる仕事と思われても仕方がない。

私は求人の対応もしているのだが、新しく入ってくる方の中にも「・・・」な方は正直いる😅
現場を知るとやっぱり辞めてしまう。プロを求めると辞めてしまう。

現場で感じていたこと

介護現場には様々な職員がかかわる。看護師、介護士、ケアマネージャー、セラピスト、栄養士、などなどまだまだいらっしゃいます。
このメンバーがチームを組んでケアに当たっていくのですが、現場や会議とか出席していて思うのが、この2点。

①異様に委縮している介護職員
②へーーーーーーんなプライドがある介護職員

異様に委縮している介護職員

会議でもちゃんと発言できていないんですよね。介護職員だってチームの一員です。介護という面のプロとして参加しているわけです。医療側とはまた違った目線を持っているわけです。
私も緊張はしてしまいますが、きっちりと集めた意見を伝えるようにしています。

へーーーーーーんなプライドがある介護職員

も一つ多いのが、へーーーーーーんなプライドがあるひと。
特養とかでも介護職と看護師さんのやりあいって多いみたいですね。私も経験あり😅 
これは偏見になってしまうと申し訳ないが、本当に変なプライドを持った職員さんが多い。何かあると独自の介護論を振りかざしてくる。
私もそうならないようにしないとな💦

この仕事をしていくうえで思ったこと

介護の仕事って・・・

人と人との仕事なのでこの仕事は楽をしようと思えば、どれだけでも楽ができる。

逆に奥に進もうと思えば、先は果てしない。

あまり明確な評価もない。

なので一番求められるのはこの仕事に対する誠実さではないだろうかと思う。

自分で律して、何をしたいか考えられないと利用者の方に応えることはできないと思う。

そんな夢や希望ばかりではない仕事であるが、この今の仕事がきっと先につながる。

いつか、介護という仕事が、一つの専門職として頼りにしてもらえるときが来るようにと強く思う。

実感と私の原点

大体施設職員の8割がよく分からない職員さんです。自分本位の、何しているのって人。
残りの2割は利用者の方本位のよく考えて勤める職員さん。

悔しいことにいつまで経っても、この8割に負けてしまい2割の方が施設を去ってしまう。

今の私の上司はそれが嫌で自分で事業所を立ち上げた。
2割が集まってより良い現場を作っていけるように。

そう聞いたときに、やっぱりついていきその一員になりたいと思った。

私の原点はここだなと思っている。
なので今でも、施設を管理していくうえで、この仕事に関しては「人」が一番の財産であると思っている。

以前の記事にも書いたが、介護施設を選ぶときには、施設も大事だが、是非職員を見てほしい。特に自分に直接対応している職員ではなく、周りの職員を見てみてほしい。

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まとめ

いつか、介護という仕事が、一つの専門職として頼りにしてもらえるように

介護保険制度はまだまだ歴史は深くない。
そしてこれからの情勢に合わせてもっと進化していくはずだ。

今の闘いがきっと未来につながる
そう信じて、これからも頑張っていこう。

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ABOUT ME
コロ
1985年生まれ。ひょんなことから「介護」というものに関わるようになり、その大変さと同時に魅力にもはまっていきました。意を決して、独立に関わり現在デイサービスの管理者をしながら、介護の情報や自身の好きなモノを発信しています。 >>詳しくはこちら<<