認知症とは、中々厄介なもので、まだまだ分からないことも多く探り探り対応している部分も多いのです。
どうも、コロです。
今回はそんな認知症に対応をしていて、簡単ではありますが気を付けていることやちょっとした覚えておいてほしいことを紹介したいと思います。
「認知症対応」大きな音や部屋の明るさなどちょっとしたことに気を付けてみて
24時間混乱しているわけではない
認知症・・・確かに大変です。特に自宅で介護をしている方の苦労は大変なものかと思います。
結構勘違いされている方が多いのですが、認知症といっても常に問題行動をしているわけではありません。比較的落ち着いている時間もあり、クリアとまでいかなくてもやり取りも十分できることだって多分にあります。
私の経験からの落ち着きが無くなるパターン
認知症は分からないことも多く、全員に当てはまるわけではありません。
そして苦しみや大変なことを解決できるわけではありませんが、今まで経験したこういうこと気を付けてみてほしいと気づいた点を少し紹介します。
音には結構敏感
年齢のこともありますから、耳が聞こえにくい場合はまた違いますが、比較的音に敏感な方が多いです。
何かを落とした音、どかどかという足音、救急車のサイレン、ちょっと離れたところで行われているひそひそ話。
そんな音を耳にしたとき、今まで落ち着いていた様子だったのが、途端に不穏なことになることって結構多いです。
私は職員に対しては、特に足音に気を付けるように!!と指導しています。気にならないようでこのどかどかの音はよく聞こえるんです。たったこれだけのことと思っても、確実に状況は変わります。
嫌いは覚える
認知症が進行すると、覚えられないことは多くなってきます。でも不思議なことに、「嫌い」は覚えているんです。何をされたかは覚えていないのですが、この人は怖い人や、嫌な人やという印象は残るんですね。家族は別かもしれませんが、職員は否定したり、適当な態度を続けてしまうと比較的その後も拒否されることが多いです。
ちょっとしたことに気づいてあげてほしい
本当にね、ちょっとしたことで落ち着きを取り戻すことは多いんです。
ベッドに寝ているときに、ブラインドをちゃんと降ろしてあげるとか、ボタンの最初の一つを手伝ってあげるとか。
私たちからしたら本当にちょっとしたこと。でもこれに気づいてあげて少し手助けしてあげるだけで驚くほど対応がうまくいくことって多いんです。
まあこれは認知症に限らず。介護の仕事をするときはこれは大事な視点になるのでちょっと注目です。