「生きてりゃいいさ」
人生には大切にしたいものがいくつかできてくる。
家族だったり、大好きなものだったり、推しだったりするかもしれない。
私にもかけがえのないものがたくさんできてきた。
同時に失う怖さも抱えるが、それでも幸せだと思っている。まだまだ辛いことがたくさんあるが、支えられるものがひとつあると、それだけでいいと思える場面がたくさんあった。
その一つがこの曲だった。
まずは聞いてみてほしい。
コロトークVol.5「生きてりゃいいさ」
私は話をするのも恥ずかしいほど、冴えない毎日を送っていた。
所謂リア充とは程遠く、極端な話楽しいこともない日々を送っていた。
本気でもうどうなってもいいやと自暴自棄になってしまった日もあった。
そんな時に出会ったのが河島英五さんの「生きてりゃいいさ」だった。
「生きてりゃいいさ」
作詞:河島英五
きみが悲しみに 心を閉ざした時
思い出してほしい歌がある
人を信じれず 眠れない夜にも
きっと忘れないでほしい
生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ
そうさ 生きてりゃいいのさ
喜びも悲しみも 立ち止まりはしない
めぐり めぐって行くのさ
手の掌を合わせよう ほら温りが
君の胸に届くだろう
一文なしで 町をうろついた
野良犬と呼ばれた若い日にも
心の中は夢で埋まってた
火傷するくらい 熱い想いと
生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ
そうさ 生きてりゃいいのさ
喜びも悲しみも 立ち止まりはしない
めぐり めぐって行くのさ
恋を無くした 一人ぼっちのきみを
そっと見つめる 人がいるよ
きみにありがとう とてもありがとう
もう会えないあの人にありがとう
まだ見ぬ人にありがとう
今日まで僕を 支えた情熱にありがとう
生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ
そうさ生きてりゃいいのさ
喜びも悲しみも 立ち止まりはしない
めぐり めぐって行くのさ
手の掌を合わせよう ほら温りが
君の胸にとどくだろう
当時はYouTubeや配信なんてものもなく、ラジオでたまたま流れてきた楽曲だった。
何気なく聞いていた自分に
ものすごい衝撃が襲ってきた。
自然と聞き入って、涙を流していた。
すっと救われたような気がした。
そしてこの曲のおかげでそれからも頑張ってくることができた。
ずっとずっと聞いてきた。
応援・・・いや、支えになってきたように思う。
支えられるものがあるというのはこんなに力になるんだと実感した。
以前いただいた言葉にこんな文章がある。
信じられるものはたったひとつでいい。思いを寄せるものはひとつでいい。
力になるものはたったひとつでもいいんだ。それさえあればどんなことも頑張って踏ん張って乗り越えられる。
この曲は間違いなくその一つになってくれた。
私は今も、こう思っている
「君にありがとう」とこれからも伝えていきたい。
今まで支えてくれた人にも、これから出会う人にもこの気持ちをもって頑張っていけると思っている。
今でもひしひしと思う。
生きていくのって辛いことも本当に沢山。
感謝と情熱を持って過ごしていけることの幸せを思いつつ
きっとこれからも辛くなったらこの曲を聞いて進んでいくと思う。