疲れた…
つい口に出していってしまいます。
このところの色々、自分の周りの色々。考えることは多くてつい疲れが出てしまいますね。
どうも、コロです。
「知ってほしいこと」ずっと疲れる・・・もしかして。
ご家族の高齢者の方で、よく「疲れた」って言われている方いらっしゃいませんか。
私も以前祖母がよく言うようになったなあと気になったのを思い出します。
そんな時にちょっとだけ、気にしてほしいことがあります。
もしかしたら廃用症候群かも
そういう時の原因はもちろん色々とあるでしょうが、今回ひとつ頭に置いておいてほしいのがこの「廃用症候群」というもの。
もしかしたら病気とか、認知症とかじゃなく「廃用症候群」の可能性もあります。
聞いたことありますか。私も知っていましたが、ついつい目線から離れてしまっていました。
そもそも廃用症候群って何?
生活不活発病とも呼ばれます。
過度の安静や活動性の低下により生じる二次的障害です。
使わないでいると、機能が低下してしまい、様々な症状を引き起こすといわれています。
具体的な一例としては、
疲れる、することがない、寒いなど訴えが続く
横になる、ぼーっとする、一日中テレビを見ているなど活動性が低下する
体力の低下
筋力の低下
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より疲れやすくなる、できることが少なくなる。
もっと長い時間横になっている、活動性がもっと低下する
体力がもっと低下していく
筋力が低下していく
このループが続いていきます。
廃用症候群の危険性
この廃用症候群は、特に高齢者の方は1,2日、一週間もあれば流れは出来上がってしまうといわれています。
お医者さんが言われていましたが、家で様子がおかしかったり、認知症だろうかと病院に連れてくる人のほとんどが、すでに廃用症候群になっている。片足を突っ込んでいる状態だそうです。
そして・・・その今の状況が続けば、もう介護保険どうこうといっていられる状況では高齢者の方の力がどんどん落ちてしまい、介護保険は追いつかなくなるでしょう。
デイサービスの役割は
ここからが少し私にとっての本題。
デイサービスの役割はこの廃用症候群を防いでいくこともあると思うんです。
デイに行って、何かしらの役割を持つ、コミュニケーションの機会、運動、社会とのつながりを持っていく。大事なことばかりです。
でも実際、この廃用症候群を意識しているデイサービスばかりかと言ったらそうでもありません。
限りはありますよ。限界はありますよ。でも私たちにとっての使命(ミッション)ではあると思うんです。私はこの仕事をしていくうえでの自分の役割の一つだと思っています。
「なぜこの仕事をしているのか」
このモチベーションがあるかないかで、対応はかなり違ってくるものになると思うんです。
廃用症候群の怖いところは、ここからいろんな病気を発症していく可能性が上がるということ。
なので、「あれっ、なんか違うな」この段階で見つけ出して、対応していくことがとっても大切なんです。
まとめ
しっかり知ってほしい
先生は言っていました。
この話を聞いた人が、それぞれ持ち帰って実践してもらうだけで、たくさんの人が救われる。そこの職員の人に広めてもらうだけで、もっと多くの人が救われる。だからこの話をするのは私の使命だと。
だから私もこの話はしっかり知ってほしいと思う。
とても勉強になったので、残しておこう。