今は調べようと思えばなんでも調べられる時代。
そんな中でも感じられる人に教えてもらうことの嬉しさ。
そして、教えることへの喜び。
そんな体験をたくさん得ることができる場所があります。
どうも、コロです。
今回は最近強く思っているデイサービスでの体験についての話です。
デイサービスは私にとってはグーグル先生を超える・・・かも
人が10人も集まるとそこは知識の宝庫である
デイサービス!?
認知症のある方でしょ。介護の必要な方でしょ。
いったい何ができるのよ。
そう思います!? 今ではそんなイメージはないかな😅
実際はというと。
そんなことは決してありません。本当に知識の宝庫です。
もちろん詳しく、しっかりとできるわけではありません。でも本当に毎日いろいろなことを教えてもらっています。
何か質問をすると、次々と色んな答えが返ってくるんですもん。
これは・・・と是非活かしていきたいと思うのが、介護職員の性。
亀の甲より年の劫とはよく言ったもので
着物の着付けを教えていた先生がいます。
ゴルフ場でキャディーをしていた人がいます。
夫婦で散髪屋さんをしていた人がいます。
布団屋さんをしていて、皆が知っている人がいます。
80になるまで続けていた職人さんがいます。
有名な曲を作った作曲家さんがいます。
学校の校長先生もいました。
編み物、洋裁、和裁、パッチワーク、ダンス、生け花、それぞれ趣味やたしなんできた方がいらっしゃいます。
料理は皆様長年されてこられました。
私には何にもないとおっしゃる方にも、何か得意分野があるんです。
それを見つけるのが楽しかったりする😅
今日も色々教えてもらえる
今日は日中の話で料理のことをたくさん教えてもらいました。
「醤油のうすくちとこいくちはどうちがうんですか?どう使い分けるんですか?」
「カレーってどう作っていくんですか?」
「大根が余っているんですけど、どう使ったらいいでしょう?」
皆意気揚々と話してくれます。
自分を落とすこと
もちろん私だって知っていますよ。こいくちとうすくちも、カレーも作れます。
でもこういうときは分からないふりが大事。
言葉が正しいかわかりませんが、「自分を落とすこと」はこの仕事では大事なことだと思っています。
(これ出来ない人多いの💦)
皆ね。どこかで教えたがりなんですよ。
人に教えること、自分が人に話せることって大好きなんです。
そのためだったら私は喜んで知らないふりができる。
嬉しそうな顔。はつらつとした顔を見ていたら、いくらでも話が聞けるって思います。
これは私の宝物
この経験、体験は私にとって本当に宝物だなあと思って、毎日新しく彼らに尋ねていく。
何度でも何回でも彼らは教えてくれる。
同じことでも繰り返し教えてくれる。
そんなに嬉しそうにしてくれるんだったら私はそれでいい。
まとめ
私は知っていること、知ったこともあえて皆に尋ねるようにしています。
グーグル先生は私の味方です。
そのうえで、彼らが語りやすいようにあいのてや助言をしながら、皆に精いっぱいしゃべってもらいます。
そうしていると、グーグル先生でも教えてくれないようなことを皆教えてくれるんです。
この考えはずっと続けていきたい、私の介護においての考えの一つです。
長年の経験というのは本当に強いんだなと思います。
これからもたくさんのことを教えてもらって、それで利用者のみんなにも良い思いをしていただければ最高だなと思います。