先日、仕事場で利用者さんと一緒に甘酒を作りました。
こういった経験をしていけるのも、この仕事の良いところだなあと勝手に思っています😊
どうも、コロです。
「甘酒を作りました」意欲ややる気はこれからも引き出していきたい。
ことの経緯
以前からよく利用者の方が自宅で作って持ってきてくれていたんです。
ひとり暮らしだったのですが、少しずつ自分では難しくなって甘酒もだいぶご無沙汰になっていました。
それからもスーパーとかの出来てる甘酒を買ってきたりして提供したりはしていたのですが、何だかあの味が出ない。
少しずつ少しずつ、あの味を欲してしまうようになっていました。
そんな時にその利用者さんの何だか元気がない様子を発見。
落ち込んでいるわけではないのですけど、どこか元気がない。
ピーンと繋がって、聞いてみました。
「甘酒って作れますか??」
買い物や準備はこちらでして、作り方を教えてほしい、もしくは一緒に作ってほしいと頼んでみました。
嬉しかった一言
「私が覚えている間やったらしたげるよ」
自分で作れるという嬉しさ。
作ってあげる嬉しさ。
頼られている嬉しさ。
いつまで覚えているかという不安。
この一言にはきっとたくさんの思いが込められていたのだと思います。
ただただ、私には嬉しかった。
何かをするのって大変なことが増えるんだけど、声をかけて良かったと思えた瞬間でした。
いざ、甘酒を作ろう
すみません、写真をしっかりと撮っておけばよかったのですが😅
今回は炊飯器を使って作ってくださいました。
袋いっぱいに買ってきた麹半分と、炊いたお米3合。
混ぜて、つぶして、一晩寝かせます。
これで甘さも出て甘酒になるってすごいよなあと改めて関心。
まとめ
本当に色々な勉強や経験ができる
今回の甘酒だけじゃなくて、今までも色々な経験をさせてもらいました。色々なお話を聞かせてもらいました。
戦前のお話。
戦争中のお話。
戦後のお話。
小さな時の嬉しかった話。
沢山の苦労。
どれもが今の私の糧になっています。
おはぎも一緒に作りました。
紫蘇ジュースも教えてもらった。
編み物や裁縫も教えてもらいました。
花や野菜の育て方だって教えてもらえる。
袴を着させてもらったこともありました。
雛飾りの順番だってばっちり。
こんな経験させてもらえたのは、本当に大切なこと。
自分のためにも、利用者の皆様のためにも、もっともっと引き出していきたいと思います。
まとめ
高齢者の方と接し続けて思うのが、意欲ややる気、目標というのが生活には必要ということ。
ずっとずっと求める必要はないけれど、そういったものを見つけていかしてあげれる場所でありたいと思う。