私が勤めているデイサービスの地域では現在感染者は一人もいないのですが、やはり怖いことや影響も大きく、感染予防にも対策が必要でした。
どうも、コロです。
中々ないこのような経験。今回はちゃんと記録に残しておいて、今後同じようなことが起こったときの参考にできるようにしていければと思います。
デイサービスでの感染予防に気を付けたこと
まずは自分の身を守ろう
これが本当に大事。使命感や忙しさに負けてここをおろそかにすると、どんどん悪循環に陥っていきます。
デイサービスにおいては、「介護」というものが行われます。まあ基本離れておきなさいと言うわけにはいかんのですね。近づかないといけない以上自分の身を守る必要があります。
まずは職員にはマスク着用をお願いしました。
これが簡単そうで意外とキツイものでした。普段は何ともないんですけども、特に大変だったのが、入浴の介助とレクリエーション。
入浴はとにかく暑い・・・ そして、レクリエーションは大きい声でしゃべらないといけないので、マスクはきつかった。最近はマスクによる熱中症も言われていますし、この辺はバランスを考えないといけませんね。
手をきれいにしておきましょう。
これは介護の仕事をしていると普段から気を付けるように指導はしているのですが、ケアごとにちゃんと手を洗ったり消毒したり手を清潔にするようにしています。粘膜からの感染は、多くが手を介してのものみたいですからね。
しっかりと体調の確認を
介護サービスは必要なサービスといっても、体調が悪いときに無理やり行うものではありません。
デイサービスは「通所介護」。通いのサービスになりますので、体調が悪いときは自宅で療養、介護をしていただくような形になります。目安として使ったのが、誤解と言われた37.5℃でした。
送迎前に検温、風邪症状等体調の確認をお願いしました。
基本的には発熱や、風邪症状が続く場合には普段から利用についてはお断りしています。他の利用者の方もいらっしゃいますし、そこは我慢していただいております。
職員も早めの体調報告を徹底しました。
職員の側にも出勤前の検温、体調の報告をしてもらっています。幸い誰も体調不良は出なかったのでまわせましたが、もし不調が出ると、その日に職員をカバーできるのかは不安なところではあります。今後の検討事項ですね。
営業における注意点は
基本的なことが多いのですが、そうはいってもできることって限られています。やれることを頑張るしかない。
まずは定期的な換気を徹底しました。
今はもう暑くなってきましたけど、4月5月は特に高齢者にとっては寒いと言われることもありました。それでも緊急事態が出ている間は徹底させてくださいと頭を下げて、換気はさせてもらいました。まあ認知症も相まって批判は多かったですけど、ここは我慢してもらいました。
消毒はいつも以上に
もちろん普段から消毒は行っていましたが、普段以上のペースになりました。ただここで問題だったのがアルコール不足。
今は調達できるようになって解決しましたけど、普段からの必要なモノのチェックは大事なんだと認識しました。
靴の消毒も意外と大事みたい
どこからか聞いたんだけど、外国では靴からの菌の侵入も多かったみたい。ペットシートを使って来所時の靴の消毒もさせてもらいました。皆意外とすんなり協力してくれて・・・助かりました。
外出や外部の方の入る会議は中止
いわゆる自粛ですね。ちょうど桜の時期でもあったので残念でしたが、これは仕方がありませんね。地域の方を招く運営推進会議なども中止にと市からの通達もありました。
まとめ
こうやって書いてみて思ったけれど、目新しいことをしたわけではなく、基本的なことがほとんどです。
でもこの基本的なことを徹底することだけでも、きっと違うはず。
・まずは自分の身をしっかり守る
・利用者さんも職員も体調に不安がある時は早めに対応を
・換気、消毒、3密防止・・・
今度はこの経験をいかして、同じようなことがあった場合にもっと適切にできるかどうか再検討していくことが大事ですね。